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Dialog in the Dark
Dialog in the Dark
- 2009-06-08 (月)
- 日常

話題の「Dialog in the Dark」に行ってきたよ。ラジオで何度も耳にするとか、お花見で同席した方の知人が運営に関わっているとかで噂は方々で噂は聞いてたんですね。
内容は光の入らない真っ暗な空間をアテンドと呼ばれる視覚障害者の方のガイドで体験すると言うもの。8人1組になって今回はちょっとした田舎道を歩いて探検。
個人差はあると想うけど、まず感じたのは距離感が全くつかめないと言うこと。アテンドさんの声の方向は何となく分かるのでその場所に行こうとする。感覚では結構遠い所なので意気込むが、実際に歩いてみるとほんの数歩で着いてしまって拍子抜けしたり。この数歩という感覚も怪しいもんだけど。
また、とりわけ音に敏感になる。視覚的な情報が得られないので必然一人一人現状を知らせながら進んで行くことになる。「ここに段差があります」とか「大根見つけました誰か触りたい人~」とか言いながら。何となく気配のようなものは感じるのだけど、声が無ければいるのかいないのか分からない。そもそも気配なんて言うのもそんな気になっているだけで8人+アテンドさんで来ている、という情報が無ければ怪しいもん。萩尾望都先生の「11人いる!」て恥ずかしながら読んだことないけどそんな話?如何に普段視覚情報に頼っているかが分かる。そして如何にそれを意識せずに生きているかが。
途中飲み物を頂くのだけど、目の前(目を基準としていないのでこの言い方もおかしいかも)にちゃんと飲み物とグラスが来て、ビールはその場で淹れてもらえる。自分はビールは得意ではないので頂かなかったけど、ビールを淹れている音が何とも美味しそうで!!嫉妬。
「今57分経ちましたー」とアテンドさんが告げる。まだ10分程しか経ってないように感じていたのでかなり驚いた。正確には物を触ったり声をあげたりすることに必死で時間のことを考える余裕が無かったと言っていい。空間を捉えることに必死で時間という感覚がほとんど無かったな。
暗闇の中での人の印象と、光のある世界での印象が全く異なるものだった。体型や髪型なども想っていたものと違う。終わってからは皆に軽く挨拶をして別れた。ここで喋ってしまったら暗闇の中での印象が色褪せてしまうという危惧もあったかもしれない。友人に聞いた話で、何となくこのメンバーで飲みという雰囲気になる→でも結局行かないという気持ちがよく分かった。自分以外のメンバーは2人組x2、3人組だったが、1人で行って知ってる声が無い方がこの人はどんな服装でどんな顔なんだろう?と想像できて楽しみが1つ増えると想う。入るときに全員を見ることができるので覚えてる人もいるだろうけど自分はほとんど忘れてた(←バカ)。
暗闇の中では声をあげることで自分の存在を周囲に知らしめることができる。暗闇の中ほど顕著でないにしろ、今これを書いている光のある世界でも一緒。如何に視覚情報があると言っても自分から何かしなければ周囲にとって自分は存在しないも同じ。今後は小心者とへたれてないで声をあげていかないと。
お値段は4000~8000円と曜日、時間帯によりばらつきがあるので平日行ける人は平日がいいかもです。
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